前回の記事で、WordPressのダウングレードをやってみたので、そのときのメモをしておきます。
https://tsukiyumemi.com/wordpress-update-20160428/
大まかな流れ
- WordPressデータのバックアップ
- 旧バージョンのダウンロード
- サーバー上のWordPressファルダ(ディレクトリ)内のデータを削除
- 旧バージョンのアップロード
- データベースの更新
といった感じです。
落ち着いてやれば、まあそんなに難しくなかったです。
WordPressのバックアップ
これは、ダウングレードに限らず、なにかしら変更をするときは、やるようにしましょう。
とりあえず、バックアップしとけば、何とかなる(筈)。
私は、変更しなくとも、定期的にするようにしてます。
たまに、忘れちゃいますけどね・・・。
https://tsukiyumemi.com/wordpress-backup-20150830/
旧バージョンのダウンロード
今回、コレが一番時間かかりました。
何故かって?
旧バージョンって、どこにあるの!?
と、探し回ったから・・・。
公式サイトにあるんだろうな~って、サイトを開いてみたけど、どこにあるのか、わからなかった。
私の探し方が、悪かっただろうか?
散々探して、「WordPress Codex日本語版」のFAQページでリンクを見つけた。
そうした後、ダウングレードについて書かれているブログ様方のページからも、リンクが貼られていることに気が付いた。
そっちのほうが、早かったな。
最初から、そちらから移動すれば良かった・・・。
一応、こちらでもリンクさせておきます。
リリースされたWordPressの一覧
ダウンロードしたら、圧縮ファイルなので、解凍しておきます。
サーバー上のWordPressファルダ(ディレクトリ)内のデータを削除
サーバー上のWordPressがある場所には、色々ファイルやフォルダがあります。
それを、削除します。
このとき、一部残しておきたいファイル類があります。
・wp-contentファルダ(その中身も)
・wp-config.php
基本的には、この二つ。
それに加えて、WordPressをインストールした後に追加したファイル類。
たとえば、「.htaccess」など
上記以外は、全て削除です。
ちょっと怖いですが、バックアップもあるし、思い切って削除しました。
旧バージョンのアップロード
そして、公式サイトよりダウンロードした旧バージョンを、アップロードします。
このとき、上記の一部残しておいたファイル類と同名のファイルやフォルダは、アップロードしないこと!
アップロードして、うっかり上書きされると困るので。
そうすると、残した意味ないですから。
アップロードする前に、
- wp-contentファルダ(その中身も)
- wp-config.php
- その他残しておいたファイル類
これらと同じものは、削除してから、アップロードします。
サーバー上のファイルも、アップロードするファイルも、大量にあるので、見間違えないように、作業するよう注意ですね。
データベースの更新
以上、作業が終わったら、管理画面にログインします。
すると、「データベースの更新」をするよう指示されると思います。
そのまま更新させれば、終了です。
これで、旧バージョンに戻ってるはずです。
念のため、管理画面にて、バージョンを確認してみるといいでしょう。
今回、私の場合、新バージョンの更新に失敗した状態で、このダウングレードを試しました。
そのせいか、最後のデータベースの更新画面が出てきませんでした。
たぶん、更新失敗でしたから、バージョン自体は変化してないためかなと、勝手に思ってます。
その後の新バージョンへの更新は、無事成功してます。
とくに、不具合も起こってません。
終わりに
基本的には、セキュリティなどの面から見ても、新バージョンを使うべきです。
しかし、たま~に、新バージョンにしたら、不具合が起こることがある。
そうすると、今後のサイト運営に支障が出てきますよね。
そういうときは、旧バージョンに戻してあげると、正常通りになります。
新バージョンでバグや不具合があると、修正版がすぐリリースされるはず。
なので、新バージョンが出たら、ちょっとだけ様子見しておくのもいいのかな?と思う。
まあ、先述の通り、セキュリティとか気になるので、自己責任ですけどね。
コメント