ココナッツオイルとは
ココナッツオイルとは、ココヤシの果実から作られるヤシ油
パーム油というヤシ油もありますが、こちらはアブラヤシの果肉から作られたオイルです。
同じ「ヤシ」でも、種類が違い、成分なども違うのでご注意。
ヤシ油といったら、普通はココナッツオイルを指すそうです。
ココナッツオイルの種類
- ココナッツオイル
- バージン・ココナッツオイル
- エクストラバージン・ココナッツオイル
という3種類が、よく目にしますよね。
何が違うのか?
かんたんに言うと、精製されているかどうか。
1番目は、カビや劣化を防ぐために加工(精製)されたオイル
高温処理、もしくは化学溶剤などを使用して、加工されたものです。
ココナッツの独特の香りやクセがほとんどありません。
クセがないので、幅広く使用することが出来ます。
しかし、化学処理などにより、本来の栄養が損なわれていたりします。
あと、トランス脂肪酸を含むものがあるので、そこのところ注意が必要かと思います。
2、3番目は、1番目と違って精製されてない純粋なオイルです。
熱や化学溶剤を使ってないため、ココナッツオイル本来の栄養を、そのまま摂ることが出来ます。
そのため、2、3番目の「バージン」と表示されてるものを、選んだほうが良いとされています。
「エクストラ」の表記については、バージンオイルの上位版みたいな位置づけかな。
表記してあったほうがモチロンいいと思います。
しかし、日本では基準があいまいです。
各会社により、表記する基準が違うそうです・・・。
統一してくれると選びやすいのにね。
ココナッツオイルの特徴
ざっとあげると、
- ほとんど中鎖脂肪酸
- ラウリン酸を多く含む(細菌の働きを抑えたり、免疫力を高める)
- 酸化しにくい
- だいたい25度以上で液体になり、24度以下で固まる
- トランス脂肪酸を含まない
買ってすぐ実感できるのが、固まる温度の低さ。
ちょっとでも、涼しくなったら固まってしまう。
液体に戻すためには、容器を湯せんなどして暖めてあげないといけない。
あと酸化はしにくいが、細菌などには弱いとのこと。
水で濡れたり、他の用途で使ったスプーンなどを、使いまわさないようにしましょう。
使用方法など
食べてよし、体や顔に塗ってよし、と用途はいろいろ。
食べるなら、だいたい一日スプーン2~3杯くらいが目安です。
基本油なので、取りすぎはダメ。
摂りすぎると、お腹がゆるくなったり、体を壊してしまうこともあります。
食品アレルギーも起こるかも?
これは、食品すべてに言えるので、仕方ないですね・・・。
最初は、少量で試していき、様子を見ながら摂っていくことをオススメします。
体に塗ったりするときも、パッチテストをしてから使いましょう。
※前に、ココナッツオイルを試してみるにあたって、ざっと調べたときのメモです。
コメント